今日でデビューから1年。

本当に本当におめでとう。

この1年で、色々な事があったKing&Prince。2018年1月17日のデビュー発表会見以来、それまで6人それぞれの名前さえ知らなかった人たちが、彼らの名前を覚え、顔を覚え、声を聞き、歌を聴き、存在を知った。

正直話すと、この1年で想像以上に飛躍していた彼らを見ていると、今日が1周年と聞いても少し疑ってしまう私がいる。

でもそれは、彼らがそれだけたくさんの場所で爪痕を残し、たくさんの愛を伝えてくれていたこと。そして、見えないところで想像も出来ないくらいの努力をし、頑張っていてくれた証拠だと私は感じています。

紫耀くんがデビュー会見で岸くんの「慢心一筋！」に笑い崩れたあの瞬間。あの時から紫耀くんは私たちの前でたくさん笑ってくれるようになったと私個人は思っている。

儚くどこかに消えてしまいそうな光を放っていた彼が、雑誌ではなくテレビのカメラの前で"素"に笑う姿を私はその時久しぶりに見た気がしたから。

正直に話すと、私はJr.の頃の紫耀くんもKingもPrinceもそこまで詳しくは知らない。元々KingとPrinceとそれぞれ好きな友達たちが私の周りに居たことがきっかけで、存在も名前も活躍も耳にも目にもしていたけれど、自ら自発的に"知りたい"と"好き"と強く思うようになったのは、本当に最近の話。紫耀くんのあたたかい人柄に惹かれ、気付いたら大好きになっていた。

けれど、そこまで詳しく知らない私でさえも、時折見る紫耀くんの笑顔は何か胸の奥に張り詰めた緊張感や背負ってる何かがあるように感じていた。

だからこそ、あのデビュー発表会見を見た時、まだ紫耀くんがどんな人かぼんやりとしか分からない私でさえも、紫耀くんの笑顔を見て嬉しくなったのを今でも覚えている。

（本当の夢を叶えたいと考えたとき）1人よりも3人の方がいいし、3人よりも6人の方がいい。6人が仲よくてやりやすいから、ということじゃなく、遠い将来のことも含めて、安心して長続きできるようなグループ、と考えたら、みんな、この6人だと確信したんです。（平野紫耀の天然生活 vol.9）

紫耀くんのこの言葉の重荷や意味が今なら理解ができる気がする。

全てを捨てて事務所を去ろうとしていたり、全てを背負おうとしていたり、、

彼が何を感じ何を想ってここまで歩いてきたかは、正直私には分からない。守りたがり屋の彼だからこそ、自らの口で語ることはないと思うし、きっと彼にか分からない。

けれど、それぞれが仲良しごっこでこの未来を選んだ訳じゃないということ。それぞれの人生を分け合い、たくさんの人を幸せに導く為にこの道を進もうと決めてくれたのだろうと、私はこの1年彼らの飛躍を通して本当に強く感じたし、彼らの絆はいつの間にか私たちが知っていたよりも確実に強固なものになっていた。

紫耀くんも、他のメンバーも。色々なグループやユニットを経て、出会いと別れを繰り返し、ここまで歩いてきてくれた。それぞれが、その時折で色々な感情と出会い、私たちには想像もできないくらいの、大きな何かと常に隣り合わせで戦ってきてくれていたのだと思う。

いつ、明日が来なくなるかもわからないから、思い立ったらすぐ行動したい！究極、いつ死んでも後悔はないって思えるくらい、常に楽しい人生を送りたい！（平野紫耀の天然生活 vol.17）

紫耀くんが紫耀くんでいられる場所は、6人(メンバー)といる時。この言葉を紫耀くんから聞いた時私はすごく嬉しかった。

馴れ合いなんかじゃない。6人それぞれが様々な経験をしてきて、乗り越えてきて、今があるからこそ、自然と目の前の全てに"寄り添う"ことができる、あたたかいグループ。

飛躍をしている彼らの人気は、誰がなんて言おうと、目の前の数字が物語っている。

ただ彼らは、それを決して"当たり前"とは思わずに常に私たちのことを考え、コンサートや雑誌やテレビ・ブログやラジオなどの媒体、様々なところで言葉にして色々なことを伝えてくれる。そして私たちが目にできないところで、測りきれないほどの時間を割き、努力をしてくれていることを私たちは決して忘れてはいけないと思う。

いつまでもたくさんの人から愛されるあたたかい6人でいて欲しい。様々な経験をし、様々な人と出会い、ここまできた彼らの芯は絶対的なものだと私は感じてるし、だからこそ6人が擦れることなくありのままでいられること、そしてそれが許されるあたたかい未来が広がっていることを私は心から祈ってます。

1年目、本当にお疲れ様。たくさんの感動を本当にありがとう。そして、たくさんの初めて見せてくれる景色を見せてくれて本当に本当にありがとう。

2年目もこうして応援できること心から幸せに感じています。どんな事があっても、みんなで手を取り合い共に歩んでいって欲しいと、King&Princeの1ファンとして祈ってます。

2019.05